COLUMNコラム
2018
July
02
作り手のこだわり

こだわりの手作り製法

「受け継がれるこだわりのレシピ」

サンダース・ペリー化粧品は、創始者ロナルド・ハリントン氏が
約70年前に開発したレシピを、今も当時と変わらぬ製法で作っています。
近年ロハス・ナチュラル志向が高まっており、自然化粧品とよばれる化粧品は
世の中にたくさんあります。しかし、国内におけるナチュラルやオーガニック化粧品の
明確な基準はなく、各社の考え方によって様々です。
いくらオーガニックの植物原料を使っていたとしても、
ベース成分(化粧品を形づくる主成分のこと)のところで、お肌に負担のかかる成分や
化学合成成分が使われているケースも多いのが現状です。
そんななか、サンダース・ペリー化粧品はベース成分までも徹底的にこだわり抜いた
ナチュラル化粧品といえます。

一番の特長である「寒天乳化」は、そのこだわりを表しています。
一般的にクリームなどの乳化物を作る際には、乳化剤(界面活性剤)とよばれる成分を
使用しますが、天然由来の成分で代用できないかと考え、その結果
「寒天」に注目し、寒天を使用した疑似的な乳化方法を実現しました。
また、寒天は乳化するためだけに使用させているわけではなく、
保湿性やミネラル補給などのスキンケア効果にも優れています。
そんな寒天や植物原料は、天然素材ゆえ、とてもデリケートでもあります。

「こだわりの手作り製法」

主成分の寒天や植物原料は、環境や季節によって変化する繊細なもの。
合成や石油系の素材とは異なり、デリケートな天然素材は、
食品レベルでの管理が必要となり、機械任せで自動生産することができません。
環境次第で仕上がりが変わってしまうので、アナログではありますが、
人の目で確認し、手作業で細かく調整しながら作る必要があるのです。

また、メレンゲのようなふわっとした質感を生み出すために、
ミキサーは現地イギリスのものを使用しています。
このミキサーで撹拌をし、独特なクリーミーな質感を生み出しています。
このため、化粧品を作る全ての工程は、人の手を介して一つ一つ手作りで
おこなっています。熟練した職人レベルのスタッフが手づくりすることにより、
安定した品質を維持しています。
創業当時(1947年)から変わらない大切なプロセスです。

 

 

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