COLUMNコラム
2018
December
05
イギリス

イギリスの日常や魅力とは

ビッグベン、ロンドン橋、2階建て赤いバス、紅茶、ビートルズ、
イギリスといえば何を思い出しますか。
連想されるものが次々に出てきて、日本人にとって親しみのある国ですが、
イギリスは正式名称をグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国といって、
イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの
4つの国で構成されています。

日本からは遠く離れていますが、島国ということもあり、実は、
イギリスと日本は国民性や価値観が似ている部分もあるように感じます。
特にガーデニングやハーブなどを積極的に生活に取り入れ、
自然を親しみ、大事にする姿勢は日本人にも通じるものがあると思います。
さらに、紅茶文化が根付き、アフタヌーンティーなどの充実した時間を楽しむ、
イギリスの暮らし方は、暮らしを楽しむアイディアで溢れています。
今回は、知っているようで意外と知らないイギリスの日常や魅力を
紹介したいと思います。

<ピクニック大好きイギリス人>

曇りがちで雨の日が多いイギリス。
天気がいい休日となれば自然に親しもうと多くの人々が
お気に入りの公園を訪れます。
日照時間が短い土地柄、バカンスも然りで、外でのひなたぼっこや、
読書など、何もせず外でゆっくりと過ごす時間こそが貴重で贅沢なのです。
そのため、晴れた日の休日ともなれば、ランチや本を持って近くの公園に
行く人達が多くみられます。そして、例えばロンドンほどの大都市でも、
広大な敷地を有するキューガーデンのように自然公園が点在し、
生活のすぐそばに自然を楽しめる環境があります。
わたし達もたまには、ランチや本を持って近所の公園へ出かけてみてはいかがでしょう。
緑に包まれる場所で心と体をしっかりと休ませる時間が持てれば、
リラックスでき日常を穏やかに過ごせるようになるかもしれません。

<オーガニックな食材を日常に>

自然を大事にする心は「食」に関しても当てはまるようです。
日本ではまだまだ専門店でないと手に入りにくい場合もありますが、
イギリスでは農薬や化学肥料を使わずに生産された
オーガニック食材への意識は高く、あちこちで開かれている
フードマーケットやオーガニック専門店など、ふつうのスーパーでも
簡単にオーガニック食品を手に入れることができます。
チャールズ皇太子自ら設立したオーガニックブランド
「ダッチー・オリジナルズ」も人気があります。
国民にオーガニックの良さを直接伝える姿勢からも、
オーガニック志向の高さがうかがえます。

<イングリッシュガーデン>

イギリス人のガーデニング好きはとても有名ですが、
一般的にガーデニングというとフランス式、イタリア式など
様々なスタイルがあります。イギリス式は、植物の自然な姿を
そのまま活かす方法で、作りこまずに自然のままの姿を楽しむスタイル。
気負わずに自分の好きな花やハーブを植えて楽しむ人が多いようです。
私たちもイングリッシュガーデンというと少しハードルが高いですが、
自宅に好きな植物を置いたり、季節の花を飾ったりして、
気軽に自然を楽しんではいかがでしょう。
空間に植物を少し取り入れるだけで、ナチュラルな雰囲気になり、
気分がほっとできます。

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