COLUMNコラム
2018
August
21
季節のアロマ

アウトドアのおともに!アロマで虫よけ対策!

夏から秋は、山登りやキャンプ、バーベキューなどアウトドアが楽しい季節です。
ですが、楽しく過ごすうちに、うっかり蚊や虫に刺されていたなんてことも。
蚊は少し涼しくなった頃に活動的になると言われているように、
今の季節は虫よけに気を配りたいものです。
市販の虫よけスプレーもありますが、化学薬品は出来る限り避け、
天然のものを使用したいという志向の方も近年増えています。
そこで今回は、虫が苦手な精油(アロマ)と、虫よけスプレーの作り方をご紹介します。

■精油(アロマ)で虫よけ対策!

アロマテラピーで使用される精油(アロマ)の中には、
虫除け効果があると言われる種類があります。
その中でも、代表的な精油(アロマ)はこちら。
虫が嫌がる香り成分が多く含まれているので、効果に期待ができます。

・シトロネラ
蚊やダニが嫌う香り成分、シトロネラールやシトロネロールを多く含有し、
虫除けに効果を発揮。アロマキャンドルや防虫スプレーなど市販の虫よけ製品にもよく使われています。
抗菌作用があるほか、レモンに似た爽やかな柑橘系の香りは、気分をリフレッシュさせ明るくしてくれます。

・レモングラス
虫が嫌がるシトラールという成分を70%以上含むため、虫除けに効果的。
レモンのよりも遥かに強く鮮やかな香りが特長で、
鮮烈な香りは心を刺激してやる気を与えると言われています。

※皮膚刺激があるので使用量には注意が必要です。スプレーをつくる場合に、
肌の弱い人は低濃度(0.1〜0.5%濃度)での使用をおすすめします。

・ゼラニウム
シトロネラ・レモングラス同様に、蚊などの虫よけに効果がある精油(アロマ)です。
ほのかに甘く少しローズに似た香りの中に、ミントのような香りを含んでいます。
心身のバランスを整える働きがあり、女性に役立つ特性を持った
精油(アロマ)として、人気です。

※精油の一般的な効果、効能を記載しています。

■虫よけスプレーの作り方

家族のお肌が心配な外出時は、ナチュラルな天然の香りが楽しめる虫除けスプレーを作ってみましょう!
虫の多い季節だけでなく、気分のリフレッシュにも使えます。
材料を順番に混ぜるだけで簡単、おすすめです。

<基本のレシピ(50ml容器分)>
・精製水 45ml
・無水エタノール 5ml
・お好みの精油 約10滴

※お子様、敏感肌、香りに敏感な方は半分以下に調整してください(1〜5滴)

<作り方>

  • 空のスプレー容器に無水エタノールを5ml入れる。
  • お好みの精油(アロマオイル)を適量加え、容器を軽く振って混ぜる。
  •  精製水を45ml加え、ふたをしめてよく混ぜる。
(白濁したり、エタノールと水が混ざり合う反応熱により、やや温かく感じることもありますが問題ありません。)

<使い方のポイント>
容器をよく振ってからお使いください。(精油と水は分離しやすいため)
小さなお子様にご使用の場合は、ベビーカーやタオル、洋服など
皮膚に直接触れない部分にスプレーしてください。

<注意事項>
※防腐剤や保存料が入っていないので、冷暗所で保管、2週間目安に早めに使い切ってください。
時間が経つと酸化し、肌に対しての安全に使えなくなる場合がございます。
※肌の弱い人は必ずパッチテストをしてから使ってください。
※肌に合わない場合は使用を中止してください。
※傷のある部分への使用は控えてください。
※ペットや赤ちゃんの皮膚への直接の使用が控えてください。
※レモングラスの精油は、皮膚刺激を感じる場合があるので、使用量にご注意ください。
肌の弱い人は低濃度(0.1〜0.5%濃度)での使用をおすすめします。

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