COLUMNコラム
2024
July
22
イギリス

ゆったりと自然を愛でながらまわる美景

サンダース・ペリー誕生の地、イギリスにまつわる「もの」「こと」を
現在イギリスで暮らすスタッフがご紹介します。

・「イギリスの庭」と呼ばれるケント州

ロンドンから南東に位置するケント州は、「イギリスの庭」と呼ばれ、日帰りで訪れることができます。
長い冬が終わりを告げる3月末頃から家の周りでもマグノリアやスノードロップなどの様々な花が咲き始め、5月頃から8月は気候も良く特にいい季節だと感じます。
今回は夏の時期にイギリスにいらした際にぜひ行っていただきたい場所をご紹介したいと思います。

ケント州には多くのお城やマナーハウス(旧貴族の邸宅を宿泊施設にした場所)、美しい庭園があります。
また、広いエリアでAONB (An Area of Outstanding Natural Beauty) という景観の自然の美しさを保護する地域に指定され、地方自治体によって管理されています。
訪れたい場所の1つとして、チャーチル元首相の邸宅・チャートウェルがあります。
邸宅の中にはチャーチル自身が描いた絵や書斎なども見ることができますし、庭園には美しいバラなどが咲いています。
そして、2022年2月には、日英友好親善と今後の永続的な友好関係を祈念するための桜植樹プロジェクトとして30本の桜が日本から寄贈されたとのことで、今後の庭園がさらに楽しみです。

△マナーハウス グレイブタイ マナーマナー①

 

△マナーハウス グレイブタイ マナーマナー②

実際に訪れ素敵だと感じたお城は湖に佇んでいるリーズ城です。
リーズ城は長年にわたり城主が女性であることから「貴婦人の城」や「世界で最も美しい城」とも称されており、最後の所有者であるベイリー夫人によって全面的に改築されました。
お城の中で優雅さを感じることはもちろん、広大な敷地をゆったりと散策することができます。
庭園では、造園家であり著述家であるウィリアム・ロビンソンが19世紀に手掛けた文化遺産とも言える歴史的なイングリッシュガーデンがあるグレイブタイ・マナーというマナーハウスの雰囲気は心地よかったです。
お庭でお茶を飲みながら本を読むご婦人やご夫婦や友人とお庭を散策される方などを見かけると、ゆったりと過ごす素敵な午後だと感じました。

△リーズ城①

△リーズ城②

多くの庭園は冬の季節には閉まっており、春から夏にかけての期間限定です。
ここでは紹介しきれないほどケント州にはまだまだ沢山お城や庭園があります。
また、可愛らしい村なども立ち寄ると面白いかもしれません。
世界遺産のカンタベリー大聖堂やドーバー海峡を望むことができる断崖絶壁のホワイトクリフもケント州にあり、上記でご紹介した場所からも行ける範囲内にあります。
ぜひ「イギリスの庭」を堪能していただきたいです。

 

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